土曜日、台風が名古屋を直撃。
そんな日に、その台風以上に猛威ある?!
周りを巻き込むエネルギーに溢れた講演会がございました✨
とにかく、ずっと感動して涙し心震えました。
『チームを勝利へ導く目標達成の技術』というテーマ。
アチーブメント株式会社の専属トレーナーである『嶌村武夫』先生。
実は、嶌村トレーナーめちゃくちゃすごい方なんです。何がすごいのか。
現在、メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手はみなさまご存知ですよね✨
嶌村トレーナーはその大谷翔平選手を高校時代メンタルトレーニングされていらっしゃった方です。
当時、大谷翔平選手は、甲子園を目指す『花巻東高校』高校球児の一員でした。
嶌村トレーナーがコーチとして大谷選手ら高校球児をトレーニングし始めた頃、
東北はまさに震災の直後。
現実、地域は被災し、高校球児の中でもおじいちゃんおばあちゃんが震災の被害にあいご遺体が見つかっていなく、ご両親も二人とも仮設住宅に入っている高校球児もいらっしゃったそうで
甲子園を目指すどころか、本人やご家族が普段の生活さえままならない、深い悲しみにいる中で、嶌村トレーナーは高校生のトレーニングに入られたのです。
そのトレーニング。
嶌村トレーナーは、チームのメンバーが『共通の目的・目標を持ち、全員が同じ方向を向くこと』が強いチームの共通点だとおっしゃっています。
そして嶌村トレーナーは、共通の目的目標を共有し、目標達成に向かう最強のチームを作るプロなのです。
嶌村トレーナーは、高校球児たちに、チームのトレーニングと同時に一人一人が自ら自分自身と深く向き合い、自身の人生の目的目標を明確にするトレーニングをしたそうです。
チームでの目的目標の前に、個人の目的目標を持つこと。
「自分自身が、生かされた命を、残りの人生、誰のために何のために何故使っていきたいのか」
それが人生の目的。もっとも自分が大切にしたい人生の本質。
思春期真っ只中の10代の高校生たちは本気で生きることについて向き合うことや夢と向き合うことに恥ずかしさを感じる年頃だったと思うのです。
しかも、あの東日本大震災の直後。私も東日本大震災を会社で経験していますが、
仲間や地域の人が大変な被害にあう中、自分だけが夢を追っていいのか、今やっていることは無責任なことではないのかと深く悩んでいた時期でした。
まさに場所にいた当事者である高校球児たちの苦しみや悲しみは想像できないほどだったと思うのです。
現実、野球をやめて働こうかと悩んでいた高校球児もいたそうです。
そんな状態のチームの、嶌村トレーナーがトレーニングに入り、
一人一人が人生の目的、目標を見出せるようになった。
その時の大谷翔平選手や他の選手の言葉を聞いて感動しました。
「野球が出来る体に産んでくれた両親に感謝したい。震災の中、大変な中、自分たちに野球をやらせてくれる両親、周りに感謝したい。自分たちの甲子園を目指す目的は地域や両親への恩返しだ」
そんな風に、自分たちが野球をやる目的、甲子園を目指す理由を見つけ出したそうです。
目標の土台にあるのは、『目的』なんですね。
目標だけだと、何か人生で大きな問題や影に当たった時に頑張る理由を失ってしまうことがあります。まさに高校球児にとっては震災がそうでした。
目標だけではモチベーションを作れない。
その土台にある『目的』こそが、しんどい時、思いもよらないトラブルがあった時、自分やチームを支えてくれるものなのですね。
そして、『何のためにそれをやるのか』自分で目的を定義づけできた時、それこそが目標を達成するための強いモチベーションの源となるものなんですね。
そして嶌村トレーナーが高校球児たちに与えた学びは、現在花巻東高校全体の生徒手帳にも導入されたそうです!!!!
さらに現在は、金メダルを目指すオリンピック選手や防衛省など、様々な分野で導入されているそうです。
今回、世界で戦うプロフェッショナルや選手を支える考え方を学べたことは物凄いことでした。
そんな嶌村トレーナー、以前はJALのエンジニアとして航空機のプロでもいらっしゃったんですよ。
当日、人の目標達成へのプロセスを、飛行機の離陸に例えて話してくださったのですが、、
もうそれがしびれるくらいかっこいいんです✨
ここでも書こうかと思ったのですが、
どんなに頑張って表現しても私では全く伝わらなそうなので涙
嶌村トレーナーの話を聞きたい方、そして嶌村トレーナーの考え方に触れたい方は、こちらのセミナーに行ってみてください。https://achievement.co.jp/individual/seminar/
ちなみに、今回、私は司会という名誉あるお仕事をさせていただきました。
偉大な嶌村トレーナーのプロフィールを読ませていただくことは、とっても光栄で、とっても緊張しました✨
ここまでお読みいただきありがとうございます!!