独立して、セミナーのお仕事とか、時々講演のお仕事をするようになりました。
最近は動物病院さまや動物企業さまだけでなく、
経営者の方、歯医者さん、就労支援センター、女性向けコミュニティ、などなど、幅広い分野でお話しさせて頂く機会があります(^^)
よく、緊張しないんですねー!
と言われますが、
いやいやいや、わたし緊張しまくります。
それどころか、少し前までは人前に立つことを想像しただけで吐きそうになっていました。
小学校のころ一人だけ前で発表できずに机にしがみついて泣き叫んだ経験があります。
たしか音楽の授業で一人ずつ好きな歌をみんなの前で歌うみたいな時間でした。
大人になった今も、出来れば机にしがみついて泣き叫びたいわーと思ったりしますよ(いや、ドン引きされるわ)
さらにはセミナーとか講演の当日の1週間前くらいから、追い詰められた気持ちになり、焦ってきます。
3日前からは悲壮感がただよい始め、胸が苦しくなりしくしく家で泣いたりしています(乙女か!)
猫に顔を埋めて泣きます笑
1日前は、もう時間との戦い笑笑 だいたい徹夜か睡眠時間1時間くらいで、あーでもないこーでもないと、資料をにらんで、ギリギリまで紙に書いたりパワポいじったり練習したり、、
そう、猫たちの前で練習、子供か!
30分前。なんかもう、えいっ!!ってなります。
でも最近は、ただ一方的に話すだけではなく、ロープレやワークしていただいたり、参加してくださる方の気持ちに寄り添う余裕が生まれました。
自分がどう思われるかより、少しでも喜んでもらいたいな、、と思える人間性になりました。
かっこつけたいとか、良く思われたいとか、そんな意地のようなものがなくなってきたからかも知れません。
でも今でも、人前で話す時のあの死ぬほどの緊張感は分かります。
患者さんとのコミュニケーションで一喜一憂して傷つくスタッフさんの気持ちや、自信がなくて飼い主さんの目を見れないんです、、という気持ちが痛いほどわかります。
痛いほどわかって泣きそうになります。
営業時代、営業車のなかで、何を話したら、何を聞いたら先生は喜んでくださるのか、必死で考えて何時間も車から出れなかったことがあります。
コミュニケーションとは、すごい接客スキルとか、うまい言葉とか、話し上手とか、全くいらなくて、
むしろ、相手を傷つけてしまったらどうしようとか、緊張できる繊細な心や、相手を気遣って一喜一憂できる感性こそが、コミュニケーションで大切だと思えるようになりました。
ある意味人前で話すことも、一対一ではなく、一対多数のコミュニケーションなので、
そんな風に思えるようになりました(^^)
これからは、ペットサロンさんや動物病院さんのスタッフさんに少しでも喜んでもらえるだけでなく、
この繊細な感性を生かして、お客様とよい関わりができるきっかけとなる、セミナー内容を考えていきたいです(^^)