致知と私と祖父
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今日はわたしの大切な家族の話をさせて下さい✨初めて勇気を出してシェアしたいなと思います✨
わたしには、とても特別に思っている雑誌があります。
それは、、『致知』
という致知出版社さんが出している雑誌です。ご存知ですか?
渋いでしょ(^^)
日本で唯一、人間学を学ぶ月刊誌として、たくさんの経営者やトップリーダーの方々に11万部も年間購読されている超ロングセラー雑誌です。
なぜ特別なのか。
それはわたしの祖父が関係しています✨
みなさんは、お父さんっ子でしたか?☺️
お母さんっ子でしたか?☺️
わたしは、、
ずっとずっとおじいちゃんっ子でした(^^)
父も含め、父の家族が大変な動物嫌いだった話は先日話しました🐕
(家族全員が昔、犬に噛まれたらしく、わたしが動物関連企業に就職したとき、この世の終わりのような顔をした父、、笑)
動物が飼いたくて仕方なかったのですが、飼えなかった私は、母方の祖父と祖母の家が大好きでした(^_^)
祖父は、私をとてもとても可愛がってくれ、友達が出来ずに寂しい思いをしている私のために、色々な動物を祖父の自宅で飼ってくれました✨
ザリガニとか、金魚とか、、
可愛いうさぎを飼っていたときもあります🐰
そんな祖父は、地元の経営者でした。たくさんの社員さんがいました。
子供からみても、厳格ですが温かく几帳面で、私利私欲のないピュアな人でした。そして、どんなに忙しくても動物や生き物にとても優しい人でした。
祖父は、志や使命、人間はどう生きるべきかについて、語ることがとにかく大好きで、
まだ小さな私に
『ひとみちゃんは将来どんな夢を叶えたいの?』
わたしが、『わんちゃん飼いたいの🐕(めっちゃ短期の目標ー!)』
というと、
『夢は実現するといつも思ってなさいね。夢は必ず実現する』
『自分が何か欲しい、叶えたいも思うことがあれば、まず人に対して優しくしなさいね?』
という比較的子供でもわかりやすいものから、、
『長期的な目標があった場合、それに対して1日1日をどう生きるか』
『いまは苦しくても、いまの道を楽しみながらも懸命に追求していくと、ふと新しい道がみつかる』というような
子供には理解しづらいものまで、、💦
たくさんの難しい言葉を投げかけられました。そしてそれが対話形式でずっと続くのです。
小さいころも、正直社会人になってからもその質問や言葉の意味がよく分からず、思春期はそれを煩わしいなあと思ってしまった時期がありました💦
でも私が話すと、優しい眼差しで話を聞く祖父が大好きでした😍
数年前、祖父が突然体調を崩し、入院することになりました。
末期ガンでした。
病院にお見舞いにいくと、
祖父は私の手を取って、いつものように
『責任を果たすということは、、』
『人間らしく生きるということは、、、』
『ひとみちゃんは素直に生きていきなさいね』
という対話を投げかけてきました。
わたしは、今までも、そして祖父が倒れた今も、祖父の問いかけや、心からの言葉の意味が、腑に落ちていないどころか、自分なりの考えすら伝えられないこと。
それに、大きな戸惑いとショックを受けました。
大好きなおじいちゃんと話すことが、もう出来なくなるかもしれないなんて、、、
でもおじいちゃんが求めているだろう、会話が今の私にはできないんだ、、。
そう思いショックを受けている時に、
『致知』に出会いました。
私が当時通っていた女性のトップセールスを育てる塾に、
とっても素敵な年上の藤尾佳子さんという女性がいて、
佳子さんのお父様が、致知出版社の社長さんでした☺️
たくさんの経営者の方々が読まれる雑誌と佳子さんから聞き、
そんなすごい雑誌なら祖父に喜んでもらえるかも‼️
そう思って、年間購読を注文し、『致知』を持って、最期を自宅過ごすことを選択した祖父に会いに通いました。
祖父はとてもしんどそうにしていて、起きあがる事ができなかったので、
私が雑誌の文字を朗読しました。
松下幸之助さんの言葉、、
稲盛和夫さんの言葉、、
著名な経営者のインタビュー記事、、
目を閉じて呼吸も荒く、しんどそうにしていた祖父が、目を開けて、私の顔を見て、
『ひとみちゃん、それはとっても素晴らしい本だね。』と言葉を発しました。
目が輝き、とても嬉しそうでした。
それから、私は祖父のベッドの横で『致知』の言葉を祖父に朗読することにし、
祖父が、時々奇跡的に具合が良いときは、その言葉に対して、意見や自分の考えを、話してくれました。
それから間もなく祖父は亡くなってしまいました。
今でもその時の事を思い出すと、まだ涙が出てきます。
でも後悔や悲しみではなくて、
初めて、偉大な経営者である祖父と真の対話ができた事に、
一瞬の時間でしたが、間に合ってよかったな。ちゃんと祖父が求めている話しができて良かったな。という想いで胸がいっぱいになります。
独立した今なら、聞きたいことも話したいことも山ほどあります。
きっとわたしが動物業界で起業したことを誰よりも喜んでくれるのも祖父です。
経営を愛した祖父から今だからこそ学びたいことが、たくさんありすぎて、今祖父が生きていたら。と恋しく思うこともあります。
しかし、当時経営について、人間について、話しあえる器がなかった私が、『致知』という偉大な雑誌の力を借りることで、
祖父と心からの対話ができたことに、心から感謝の想いでいっぱいです。
そんな致知出版社さんに、
昨日初めてお邪魔させて頂きました‼️‼️
取締役になられた藤尾佳子さんと(^_^)致知と(^_^)
一緒に、トップセールスレディ育成塾で、朝倉千恵子先生から学ばせて頂いた同期。
その同期の中でも、特に熱くエネルギーを爆発させていたのが、佳子さんと私でした笑🔥
致知が大好きだった祖父。
最後まで、これは素晴らしい本だと言っていた祖父。
祖父が生きていたら、本当に喜んだだろうなあ。
佳子さんは取締役になられていました。
致知のお仕事のことや、致知を世の中に届けるまでの想い、社員さんのことをたくさん聴かせて頂きました。
オフィスも、そこで働く方々も素晴らしくて、
ああ、こんな風に、魂を込めてするお仕事だからこそ、祖父の魂にも届いたんだろうな。と改めて思いました(^_^)
最後まで読んでくださりありがとうございます😊