こどもに絶対に言ってはいけない三要素
昨日こんな記事が、ヤフーニュースに上がっていました。
こどもに言ってはいけない「全否定3要素」とはhttps://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190702-00289224-toyo-bus_all&p=1
読んでて悲しくなって泣けてきました。
内容を少し抜粋します。
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私たちは、大人になったいまでも、小さな子供のころ親や先生に言われて傷ついた言葉を、はっきり覚えていたり、思い出してしまう事があります。
例えば、このニュースの記者は、小学生のときに、
授業中先生に当てられて問題を答えたときに、
「隣の子の解答をみただろ。お前にできるはずがない」
と言われたことを50年たった今でも思いだすそうです。
自分が隣の子の解答を見るずるい子だと先生に思われている。そのことに自分の人格を否定された気持ちになったそうです。
また別の方は、兄弟でじゃんけんをしていて、少しだすタイミングが遅くなってしまったときに父親から、
「おまえは本当に卑怯な子だ」
そういわれて、深く傷ついたのだそうです。
父親は自分のことを、そのように思っている。その時から父親を避けるようになり、40代の今でも関係がギクシャクするとのことでした。
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子供のときに、絶対的に信じられる存在である大人たちからいわれたことに、子供は深く傷つき、その時の言葉は大人になってからでも、トラウマになる。
それだけではなく、大人や親への不信感につながってしまう。
そして、記事には、子供に絶対に言ってはいけないのは、人格を否定する言葉。
上記のような、
卑怯だ。という言葉にくわえ、
「おまえは本当にうそつきだ。」の 嘘つき。
「なんでそんなにお前は意地悪なの」 の意地悪。
ずるい子、ダメな子、どうしようもない。
などこのように、人格を否定する言葉は、どんな状況でも決して言ってはいけない、とありました。
1つめはこの「人格否定」
当たり前ですよね。
そしてつぎは、
「絵が下手」 「足がおそいね」
などの「能力を否定する言葉」
絶対的な大人から能力を否定されると、大人になって、能力が上がってきたとしても自分を信じることができなくなります。
また、弟を見習いなさい、とか誰かと比較する言葉も、この能力を否定することとなりますから気をつけたほうがよいです。
また、容姿や見た目を否定したりからかうこともそうだと思います。
わたしも昔、幼稚園の先生から
「ひとみちゃんは本当に地黒だよね」
といわれたことがあります。
それが大学になっても、大人になってもコンプレックスになりました。(いまでは、世界中を旅して、より真っ黒になり、どんな場所でも溶け込めるので、わりと好きな部分のひとつ笑笑。)
そして、最後は「存在を否定する言葉」
だそうです。
よく、親から冗談で、
昔橋の下で拾ってきたんだよ、とかいわれたことありません?
わたしもよく言われてました笑笑
ひどいと、女の子が良かった!とかお前なんて、生まれてこなきゃ、とかそんな言葉をかける親もいるようです。
これは、書くまでもありませんが、親は冗談のつもりでも子供は深く傷ついているので、絶対言ってはいけない。
また、こんなことする子はうちの子じゃない。帰ってこなくていい(よく、母から言われてた笑笑)
などという言葉も存在否定に繋がるそうです。
わたしも母や幼稚園の先生から言われたキツイ言葉を大人になってからも
たまに思い出すことがありました。
子供の頃言われた否定的な言葉は、大人になった今でもトラウマとなり傷つき抜け出せなくなってしまう。
わたしが学ぶ選択理論心理学では、
【人間関係を破壊する7つの致命的な習慣】
というものがあります。
批判する
責める
文句を言う
ガミガミ言う
脅す
罰する
褒美で釣る
これを行うことは、簡単だが、相手との距離ができ、人間関係がこわれていく。
ちなみにこの7つの根底には、「相手を変えることができる」と思う信条が隠れています。
これは子供に対してもそうだと思います。
子供は恐れて、怖がって怯む。そしてそれが一瞬うまくいくようにみえるかもしれないけれど、
いつのまにか距離が出来、信頼関係が破壊されていく。
これは子供だけではなく、スタッフさん教育や部下の育成でもいえることだと思いました。
批判は簡単に出来る。
諭すことや、質問して自己評価をうながすことは、批判するだけより100倍難しいからです。
ではその逆の習慣は何でしょうか。実はその逆も7個あります。
【人間関係を構築する7つの習慣】
傾聴する
支援する
励ます
尊敬する
信頼する
受容する
意見の違いを交渉する
どうでしょうか。先程のものは、相手が主語になります。
相手を批判する、相手を責める、
それに対して
私が傾聴する
私が交渉する
と、この7つには、「自分を変えよう」とする信条が現れています。
そして、子供たちに対しても、部下やスタッフさんに対してもこの姿勢で向き合うこと。
そして、
先程の人格、能力、存在を否定するとは、逆の言葉を探して、たくさん声をかけること。
が大事ではないかと思いました^_^
次回につづきます^_^
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これ、私が前に参加させてもらったセミナーのことだね!あのあと、上の子の成長に伴ってイライラガミガミしてしまう事が増えたから、もう一度このブログを見て反省します(>_<)