新型コロナウイルスによる動物保護団体さんへの影響について
わたしはお仕事とは別に、数年前からアニマル・ドネーションという、中間支援団体にてボランティアをしております。
アニマル・ドネーションは日本で初めて動物保護団体へのオンライン寄付を始めた支援団体で、日本にある団体さんに寄付をお届けしています。わたしは普段、直接保護活動に関わることはあまりないのですが、プロボノ(自分のスキルや特技を生かし社会貢献すること)として、アニマル・ドネーションで記事を書いたり、全国の保護団体さんのやりとりしサポートをしたりしています。
今回、新型コロナウイルスにより、私たち人だけではなく、ペットたちや、さらに日本で活動する動物保護団体さんも大きな影響を受けています。
団体さんにお電話やオンラインでヒアリングをし、アニマル・ドネーションのブログにて書いた記事が、
朝日新聞のsippoさんに掲載されました。
sippoさん掲載記事https://sippo.asahi.com/article/13331239
こちら是非読んでいただけたら嬉しいです。
現在コロナで保護団体さんも大変なご苦労をされていらっしゃいます。
普段定期的に譲渡会を行い、保護した犬猫を、新しい家族との出会いに繋げていますが、いまは譲渡会できないので里親さんとの出会いの場がありません。里親さんとの出会いがなければ、シェルターはいっぱいになり、新しい犬や猫をレスキューしたり保護したりすることも大変になります。
また飼い主さんの中には経済的な理由で犬や猫を手放す人がでてきています。
名古屋の保護団体さんにもコロナで仕事がなくなったからという理由で犬を引き取ってほしいという連絡がありました。
また感染した飼い主さんが入院することとなり、犬を引き取ってほしいという連絡もありました。
今後そのような相談は増えてくるのではと思います。
その一方、自粛中に時間があるからという理由でペットショップで簡単に犬や猫を飼う人も増えています。
寂しかったり、子供が欲しがるからでしょうか。
でも、いま時間ができたからペットを飼っても、自粛が終わって元の生活にもどったら、ペットはどうなるのでしょうか?
自粛が終わって普段の生活に戻った後、本当にペットを飼える環境なのかしっかり考えてほしいです。
おうち時間でペットといる時間が増えて、ペットのありがたみを感じたり幸せや感謝の気持ちが高まる一方、このような問題がでていること、是非知っていただけたら嬉しいです。
写真はわたしが保護した当時のハピです。